ボッチャとは

無数の戦略が広がる頭脳戦が面白い!

ボッチャってどんな競技? 

ボッチャについて教えてくれるのは・・・

BC2 佐藤 駿(さとう しゅん)選手
所属 株式会社CAC Holdings
2021年度 ⽇本ボッチャ協会強化指定選⼿・東京アスリート認定選手

ボッチャとはどんなスポーツ?

ジャックボールと呼ばれる白い的球に自分のカラーボール(赤か青)を近づけて点を競いあう競技です。
各チームがそれぞれの持ち球(赤か青)6球を投げ終わった時に、的玉の近くにボールがあるチームが勝ちです。
ボールは手で投げたり、転がしたり、足で蹴ることでもできます。
自分でその動作ができない場合は、ランプと呼ばれる勾配具(滑り台のような道具)を使うこともできるので、 誰もが参加できるスポーツです。

ボッチャの楽しいところは? 

勝ち負けが決まるまでの、対戦相手とのせめぎあいが楽しいです。最後の一球で逆転勝利をすることも可能です。 ボールのコントロールや、投げるボールの強弱の使い分け、どんな作戦を使うか、 作戦を実行する強い精神力があるかなど、勝つために必要な要素は沢山あるので、決して体力勝負ではありません。 そのため体格や体力の違う人同士でも対等に戦えるところが面白いです。 子供チームが大人チームに大勝利!なんてことがボッチャではよくあります。

 

ボッチャは何があればできる? 

白いボール1個と赤と青のボールがそれぞれ6個あればできます!正式な競技では1対1の個人戦や2対2のペア戦、3対3のチーム戦があるのですが ちょっとルールを工夫すれば人数も気にせず楽しむことができます。 コートがなくても、同じようなサイズのバドミントンコートを使ったり、小さめのコートを作ったり、 コートを敷く線が無くても平らな場所があれば試合もできます。 

勝敗はどうやって決めるのですか?

各チームがそれぞれの持ち球(赤か青)6球を投げ終わった時に、白い的玉の一番近くにボールがあるチームが勝ちです。得点は、白い的玉に一番近い負けた方のチームのボールを探し、そのボールと白い的玉との距離よりも近くにある勝ちチームのボールの数がそのまま得点になります。

白い的玉を投げて勝敗を決めるまでの流れ(エンドと言います)を何度か繰り返し(例えば1対1の個人戦は4エンドやります)、合計得点の高い方が勝ちです。

ボッチャはヨーロッパで障害者のために考案されたスポーツでパラリンピックの正式種目です。 地上のカーリングともいわれるスポーツで、各チームが赤、青の持ち球(6球)を投げ終わった時により多くのボールが的玉である白いボールに近づいている方が勝ちというとても簡単なルールの為 障害の有無にかかわらず老若男女が同じ土俵で楽しむことができます。勝敗を分けるのは、ボールコントロールの正確性だけではありません。 ボッチャの戦略は数多く、相手と駆け引きをしたり、2手3手先を考える行為も有効で、よく囲碁や将棋に例えらます。 ボッチャをやればやるほど、その奥深さに魅了されることに違いないでしょう。

 

 

ボッチャの簡単ルール説明動画

ページトップへ