インタビュー

【CACカップに参加してみて感じたこと】 ボランティアスタッフ座談会開催!

参加者紹介

西村 朋子さん:㈱シーエーシー 経営企画部所属

ボランティアとして第1回CACカップより参加、主にサブイベント会場を担当している

鳥次 郁夫さん:㈱アークシステム 企画管理部所属

第3回CACカップに初参加、グループ社員のボランティア参加を積極的に推進している

日隈 美奈子さん;㈱シーエーシー ビジネステクノロジー部所属

当社ボッチャ普及・支援活動の初期よりボランティアとして参画。日本ボッチャ協会の公認審判員としても活動している

 

Q:CACカップのボランティアスタッフに参加したきっかけを教えてください。

選手に声援を送る鳥次さん

 

西村さん:私は単純に、「なんかイベントやるのか、楽しそうだな」って思ったくらいです。障害者スポーツとか支援とかそういった意識は特にありませんでした。お祭り好きというかイベントが好きなんですよね。学生時代から一から何かを創り上げるってことに興味があったので、、、きっかけさえあれば是非、といった感じです。

鳥次さん:私もこのようなイベントへの参加や裏方が元々好きなんです。色んな人たちと同じ目標に向かって何かをする、というのも気持ちが良いですよね。あと障害を抱えたお子さんへの支援というのも興味がありました。

普段、障害を持った子供たちと接することがないのでこういった機会で自分の考え方が広がる可能性もありますし。経験しないと分からないことがたくさんありますからね。

日隈さん:私はCACカップの開催前から既にボッチャ日本選手権のボランティア活動に参加していて、審判員の資格も取得していました。そんな中で会社主催のボッチャ大会を開催するということでしたので自然と参加する流れになりました。

 

Q:障害者スポーツの支援についてどのような印象がありましたか?

選手入場のプラカードを持つ西村さん

 

鳥次さん:私は特に何もありませんでした。というか、分からないというのが本音です。ただ、準備を進めていく過程で気付くことはたくさんありました。健常者ではない子供たちへの対応が求められるので 「これじゃダメなんだ、これも必要なのか、、」ということを考えるきっかけになりましたね。

西村さん:どれくらいの障害を持った子供たちが集まるのか想像していませんでしたので、大会当日には多くのことを知らされました。実は準備の時点では、はてなマークだったことが多かったのです。 階段は使用できないのでエレベーターは混雑するとか、とにかくバリアフリーの動線とか。今となっては当然のことばかりなのですけどね。

 

Q:実際に参加してみた感想は?

選手入場のプラカードを持つ日隈さん

 

西村さん:私は視野がすっかり狭まっていたことにあらためて気づかされました。会社と自宅の往復だけで育児や仕事に追われている生活を何年も送っていたため、いつもと別の環境、別の刺激を受けることがとにかく楽しいなって思いました。

選手の一生懸命な姿は素敵だし、試合以外での選手の素顔も垣間見ることができるし、何より生徒のみなさんの笑顔が最高でしたね。そんな最高の笑顔を作るお手伝いができるというのは自分にとっても大きな達成感に繋がりました。

日隈さん:参加している生徒さんはまだ洗練されてはいないですけど、すごく一生懸命な姿はとても素敵ですよね。これからどんどん上達していくんだろうなって考えると翌年も楽しみになります。大会自体も開催する度に改善・バージョンアップしていると思いました。スタッフみんなで作り上げている大会なので成長していると思えることがすごく嬉しいです。参加者から「 この大会を目標として練習しています」という言葉を聞いた時はスタッフ全員のモチベーションがあがりましたね。

鳥次さん:保護者の方々のサポートの手厚さやお子さんが頑張っている姿、障害を持っている子供たちがよろこんだり、悔しがったりしている姿を肌で感じて、さらに応援したくなりました。

子供たちにとっても親御さんにとっても良い1日になっているのだと思いますし、私自身もとても良い機会を頂いたと思っています。正直にいうと大会の準備は大変だったのですが、それ以上に充実した1日を過ごすことができました。

 

今後、CACカップやボッチャにどのように携わっていきたいですか?

日隈さん:わたしは会社のチームの一員としてボッチャ東京カップに出場するなど、競技者としても楽しんでいます。(2017年ボッチャ東京カップでは準優勝)。自分でやる事で戦術の奥深さ・難しさが分かって、ゲームの楽しみ方が全然違いますよね。もっと練習しないといけないんですけどね。

またCACカップでのフェイスペイントが好きなので、このような大会でのサブイベントは続けていきたいと思っています。審判員活動をしながら審判スキルを上げていきつつ、競技者としても参加して関わっていきたいです。

西村さん:このような大会イベントは会社の姿勢を示す上で、非常に良いツールの一つだと思いました。CACカップに限らず、ボッチャがもっと社内で浸透したらいいですね。ボッチャは楽しいし、みんなに関わって欲しい。もっと色々な人に参加してもらって、もっと一緒に楽しめると良いなと思います。

鳥次さん:確かにグループ会社間での交流が広がるのは良いですよね。大会の目的は障害を持つお子さんへの支援だと思いますが、一方で通常業務では会わない方々とお話するのは良い刺激になります。同じ目標に向かって何かをするというのが良いですよね。あとは、私たち裏方スタッフももっと楽しめば良いんですよ!こんな苦労があったよね!とか失敗談も、、後で話すと面白かったりするし。そういったことをどんどん発信していくと、自然と文化になっていったりするので。メインは選手たちのお手伝いですが裏方の私たちが楽しんでいれば、自然と人は集まってくるのかなと思います。次回の大会も楽しみです!

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